ロードセルを永くお使いいただくために、取り付け時、使用時、それぞれご注意いただくことがあります。
ロードセルや治具を固定する際、誤って過負荷をかけて壊してしまうことがあります。特に微小容量のロードセルは、指先の力でも簡単に許容過負荷を超えてしまいます。 取扱説明書に従って取り扱うと、安全に取り付けることができます。
また、ロードセル本体はガタがないように取り付けて下さい。ガタがあると所定の精度が得られないだけでなく、異常な振動や磨耗などを引き起こし、ロードセルの故障に繋がることがあります。
ロードセルケーブルが屈曲したり引きずられたり振動を受ける場合、必ずケーブルを固定してください。内部の導線の金属疲労による断線を防ぐことができます。また、ケーブルの曲げ半径は仕様をご参照ください。
ケーブルの断線
誤ってケーブルを引っかけてしまう
過負荷
静的荷重は定格荷重以下であっても高周
ロードボタンの摩耗
長期間のロードセルの使用において避けることができない現象
ロードセル内部の配線の断線
ロードセルの内部には、
ロードセルは、力を受けて変形する金属の起歪体とその変形量である”ひずみ”を測定するひずみゲージからできています。
ロードセルの原理についてはコチラ
上の図は、金属の伸び(歪)と力の関係を表したものです。
金属はあるところまでは伸びていきますが、最終的には破断してしまいます。また破断する前でも、"降伏点"と呼ばれる点を過ぎると、負荷を取り除いても元の形には戻りません。
ロードセルのスペック表に記載されている「許容過負荷」とは、この荷重を1度でも超えてしまうと金属が元の形に戻らなくなる可能性があることを意味します。
元の形に戻らなければセンサーとして使えないので、ロードセルは余裕を持った容量をご選定ください。
でもそれだとこんな問題が・・・・
スーパーセルは、上記のロードセルの壊れる原因を追及し、壊れにくく、壊れたとしても製造ラインのダウンタイムを最小にするという発想で開発したものです。
許容過負荷500%(通常120~200%)に加え、内部の配線が振動に共鳴しにくい構造。屈曲に強いロボットケーブルを採用しています。
万が一ロードセルの交換が必要な場合でも、ゼロ点のずれは0.2%R.O、感度は0.1%R.O以下に調整してありますので、面倒な感度調整を行う必要がありません。ロードセルを取り替えるだけで生産を再開することができます。
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